薬王堂気まぐれ通信使bT73 2010・5・14
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
気まぐれ広島人は金曜日の夜から新幹線で東京に行きました。
東京は広くて人が多い!
ガス・水道・電気・ゴミなどのインフラが整い、交通網がしっかりして生活するのに便利です。
路面電車の走る広島とは雲泥の差があるようです。
土曜日は母校の薬科大学に行ってみました。
大学は町田市にあります。
町田も都会でしたね。
だけどなんだか人との間隔が狭いような!こんなに密接してお互い影響が無いのか?と感じます。
大学では懐かしい先輩や後輩に会いました。
おみやげは無いけど辛抱してね!
薬用植物園を見せてもらうことになりました。
昭和薬科大学、特に薬用植物園は随分広い敷地を有しています。
栽培される薬用植物は丁寧に手入れされ学生の教育に生かされています。
マオウ(種)、ダイダイ(花)、シャクヤク、ヒレハリソウ(花)、オガタマノキ、コウホネ、クリンソウ、ミズニラ、チョウジソウ、ホオノキ・・・
これらの植物は大切に育てられていました。
シャクヤク
私が興味を引かれたのは昔の武蔵野を偲ばせる野生の植物でした。
キンランは今が丁度花盛りです。
キンラン
金襴緞子(きんらんどんす)の帯締めながら〜♪ 花嫁御料はなぜ泣くのだろう〜♪
ギンラン
ササバギンラン(花の下の一枚目の葉が花柄よりも長い)
ギンラン?ササバギンラン?の色素が少ない種類でしょうか?
それにジャケツイバラが花を咲かせていました。
刺のある枝を下向きにしてズボンにまとわりついてきます。
ジャケツイバラ
種を見つけます。
鳥によってここの湿地に運ばれたものでしょう。
キツネアザミ
サルトリイバラ(茎に刺があり葉柄に托葉を巻く・冬でも茎は枯れない)
サルトリイバラにルリタテハの幼虫(蛹)がいました。
シオデ(茎に刺は無く巻きひげが直接伸びる・茎は冬に枯れる)
ヒトリシズカの花は終わり実がついていました。
ツタ(下部の葉はツタウルシに似るが上部の葉は三裂しない)
ケキツネノボタン(キツネノボタンの花柄より太い!判別困難!)
ハルジオン(春咲きで蕾がうなだれる)
ハルジオン
ハンショウヅル
マムシグサ(雄花)
アオマムシグサ(雄花)(マムシグサの付属体が緑色のもの)
薬草園を案内してくれた先生方に感謝いたします。
生きてる間は今後とも宜しくお願い致します。
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